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単身赴任、遠距離恋愛、Google+ハングアウト、ニコニコ生放送など、ビデオ通話が無料で使える  高画質なウェブカメラが凄い [単身赴任・遠距離恋愛 ウェブカメラでビデオ通話]

技術の進歩というか、防犯カメラ、小型ビデオカメラ、ネットワークカメラなどが数年前に比べ、高性能ながら、さらに値段も安くなったと以前にも書いたのだが、最近のウェブカメラを観ると、こちらも非常に低価格で、これなら、無料で使い放題のビデオ通話も快適に違いない。

ウェブカメラとネットワークカメラ、どちらも同じようなものと思われるかもしれないが、決定的に違うのが、ウェブカメラはパソコンにつなげなければ使うことができず、ネットワークカメラは独立して動くもの。ウェブカメラは、起動しているパソコンにつないで使うもので、ネットワークカメラは単体で動くため、ネットに接続すれば、スマホなどでアクセスし映像を観ることができる。

ウェブカメラは、何に使うかというと、大半がビデオ通話。映像を観ながら会話する、昔風に言うとテレビ電話だろうか。ウェブカメラ、マイク、そして、ネット回線があれば、使い放題で相手を観ながら会話できる。どんなに距離が離れていても関係なく、いくら話そうが料金も掛からない。

利用するソフトは、相手と二人で会話するなら、Windows PCなら付属のWindows Liveメッセンジャー、その他、無料で使える Skype スカイプが多いんじゃないだろうか。通話する双方で、このソフトを使い接続すれば、ビデオ通話が簡単にできる。

その他、Google+のハングアウト機能を使い、ウェザーニュースに参加する人もいるだろうし、不特定多数に放送するニコニコ生放送などで使っている人も多いんじゃないだろうか。

これができれば、単身赴任のお父さん、遠距離恋愛の恋人同士、離れた場所に住む友人など、遠くの人と顔をみながら、時間を気にせず、会話することができる。二人で会話するだけではなく、複数で、みんなで会話もできる。

最近は、携帯電話でも、au同士、ソフトバンク同士なら無料通話があり、無料でビデオ通話も不思議に感じないかもしれないが、一昔前の電話のように料金がかかるんじゃないかと不安になる方もいるかもしれない。

パソコンを使ったビデオ通話の考え方としては、ネットを通じて、音声をデータに変換し、やり取りをしており、データのやり取りが無料だから、無料になる。ゲームをする方なら、オンラインゲームに参加しているのと同じようなものというと、ちょっと、分かり難いだろうか。

なぜ、ウェブカメラが気になるかというと、ウェブカメラを使い、長らく遠距離恋愛していた経験があり、当時の状況を考えると、今は、ウェブカメラも高性能で、回線も光があり、環境が非常に整っている。しかも、低価格で始められ、実に、いい時代になったもの。

私が、初めて使ったのが、10年ほど前。友人と面白半分でやり始めたのだが、アナログ回線でテレホーダイ(夜11時~朝8時まで、定額料金)を使い、当時、ウェブカメラは、1万円弱で30万画素程度だった。

その後、2,3年経ち、彼女とするようになったのだが、この頃には、ネット回線がADSLになり、機器に詳しくないため、ウェブカメラを買って送った記憶がある。会話の内容は、その日あった事など他愛のない話。それが良かったようで、長い休みには、よく遊びに来ていたが、日頃会話して情報が共有されているため、会話が弾むというか、普段と変らない会話で、離れたところに生活しているという気がしなかった。

当時、映像を表示する大きさは、画素数が低いこともあり、100%でも小さかった。それでも、メーカーはクリエイティブだったのだが、動体検知機能があり、映像に変化があると録画する機能まであった。ただ、使ったことはないため、精度の程は分からない。この頃、高画質のウェブカメラを探しても、30万画素を超えるものはなかった。

それが、現在では、回線スピードが断然速くなり、200万画素でも、2000円を切るウェブカメラまである。昔使っていた者からすると、数年の違いで、これほど変わるものかと驚かされる。

『LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270』、『LOGICOOL HDウェブカム C525』、『LOGICOOL HDプロ ウェブカム C920』、『LOGICOOL TVカム HD CTV1000』など、ロジクールの製品が人気がある。

『LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270』は、動画で120万画素、静止画で300万画素。低価格ながら、周囲の雑音を抑え、音声をクリアに伝える機能まである。価格が、1000円台と非常に安く、試しに使ってみたい方には、手を出しやすそうだ。

『LOGICOOL HDウェブカム C525』は、周囲の雑音を抑える機能も同じだが、画素数が210万画素、静止画が800万画素と向上。大きな違いは、折りたたむことができ、持ち運びに便利。

『LOGICOOL HDプロ ウェブカム C920』では、こちらもフルHDに対応し、動画の解像度は、207万画素。他との違いとしては、カメラの両サイドにあるマイク、音声をより良く、さらに、カールツァイス社の光学レンズも使用。

カールツァイス社は、歴史があるドイツの光学機器メーカー。このレンズは、ソニー製品にも長く採用されていて、アメリカ航空宇宙局 NASAでも採用さた実績がある。画素数の問題だけではなく、レンズの違いも大きいため、画質にこだわりがあるとなると、気になるところじゃないだろうか。

『LOGICOOL TVカム HD CTV1000』は、パソコンに取り付けるウェブカメラではなく、パソコン不要で、テレビに直接つなげて使い、スカイプを通じてのビデオ通話用機器。液晶テレビとHDMIケーブルでつなぎ、本体には複数のマイクが内蔵され、音声もキレイに聞こえるという。こちらにも、カールツァイス社のレンズが採用されている。

使うにあたり、ネット回線は必要で、LANケーブルで接続するか、Wi-Fiにも対応し無線LANでもできる、なかなかの優れた製品。テレビの電源が入ってなくても、相手から呼び出されたことを知らせる機能もある。

これなら、パソコンがなくても、これを購入して取り付けるだけでいい。一昔前、同じような環境を整えるなら、何万円では済まないところで、これが、1万円台でできるのが凄い。

パソコンの前で話すとなると、デスクチェアに座りっぱなしになり、長時間になると結構辛い。そのため、リビングのテレビでビデオ通話ができれば、リラックスして会話できることにもなり、結構、魅力的。

例えば、パソコンにあまり詳しくない両親でも、この使い方だけを教えるのは難しくはなく、離れたところで生活せざるを得ない場合、息子や娘の顔を観ながら、テレビを通じて会話でもできれば、いつでも話せるため、寂しさもなく、お互いにいい影響があるんじゃないだろうか。

個人的な経験では、話す相手や時間帯にもよるが、ウェブカメラを通じて会話するときは、安いものでも、スタンドマイクがあった方が楽。マイク付きのヘッドフォンも使っていたのだが、好みの問題だろうか、口元にあるのが邪魔で。最後は、スタンドマイクも、下の土台から外して、細い棒を持ちながら話すようになっていた。

ちょっと気になるところだと思うのだが、1080pと720pの違いなのだが、1080pは1920x1080のことで、画素数は約207万画素、720pは1280x720で、約92万画素ということ。画素数が大きい方が、それだけ、単純に細かく映る。ただ、ビデオ通信する際、どの画素数に対応しているかしていないかという話にはなる。

スカイプの場合、最初の2つと『TVカム』は、720pに対応しており、動画としては画素数に差が出るのだが、ビデオ通話では、720pに合わせるようになっているため、そう差はないはず。この中で、『LOGICOOL HDプロ ウェブカム C920』だけが、スカイプのフルHD 1080pのビデオ通話に対応している。

スカイプでは、同じスカイプ同士は無料だが、スカイプから携帯電話へ、普通に電話することもできるが、それは有料になる。スマホの場合、スカイプのアプリもあるため、それを利用して、スカイプ同士であれば無料。

この他、ウェブカメラには動画を録画する機能もあり、それ以上の画素数があるのは、動画を録画する場合、より解像度の高い画質で録画が可能ということにもなる。

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防災 実家で雨漏り対策 使い方次第で便利な吸水バッグ、雨漏りを防ぐ防水塗料などを使った話 [家の雨漏り対策 吸水バッグ、防水塗料、補修液]

昨年に比べても、今年は雨の日が多く、しかも、今までになかったような土砂降りで、日本各地で大きな被害が出ている。建物が古い我が家も、壊れるほどではないのだが、雨漏りが酷く、悩まされた経験がある。

私が実家に住んでいた頃の話なのだが、築50年ぐらいだろうか、当時は、セメントを瓦の形に固めた スレート瓦があり、それを屋根に使用したという。これだけ年数が経つと塗装は剥げ、強度もかなり落ち、そのままの状態にしていたため、いつしか、雨漏りがするようになった。

雨漏りも、部屋の天井にシミのようなものがあるため、以前から多少雨漏りしていたようなのだが、最近の異常な天気というか、雨も風も激しさを増していることから、天井の板に雨音が聞こえるくらい、激しく雨漏りすることが度々あり。

酷いときは、昔、テレビで観た ドリフのコントのように、プラスチック製のたらいを置き、雨が止むのを待つような状態。下に雨水が、落ちると言っても、1ヶ所から落ちる雨水の量は、1晩でコップ1杯ほどと大したことはなく、木を伝って流れてくるため茶色い水だが、量は少ない。

雨が止み、ある程度、天候が回復し、しばらくすると、湿っていた天井の板が乾燥しはじめ、真っ直ぐだった板が、反り始める。これが、茶の間の隣の部屋だったのだが、簡単な修理でどうにかなるならと業者を呼んで屋根を見せたところ、屋根を支える土台が傷んでおり、屋根に人が上がれない状態という。

この状態で、修理するとなると、家を囲むように足場を組み、この足場と足場に板を通して、そこを行き来しながら屋根を直すことになるという。これだと、足場だけで100万以上は掛かると言われ、そこまでして、古い家を直すのもということになり、とりあえず、しばらく放置。

家の一部が壊れると、だんだん他も傷むのか、それとも、全体が壊れるくらいの状態なのか、私がいた部屋も、酷い雨では雨漏りするようになり、横から吹き付けるような激しい雨では、天井近くの壁からも水滴るほど。私は、そこで寝泊りしているため、これは大変だと、自分なりに、雨漏り対策をやってみることにした。

最初に、フスマの中から屋根裏を覗いたところ、屋根裏ももろく、動き回れるような状態ではなく、雨水が下に落ちないようにと、プラスチックの細長いプランターを買い、それを置くことに。これで、雨漏りしても部屋の天井が濡れることなくなったのだが、雨水が少しでも溜まると、虫が湧いても困るため、まめに捨てなければならず、それが手間に。

そこで、5L用の『吸水バッグ』(20枚入り ¥11,660 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)を置くことに。これは、水に触れると水分を吸収して、閉じ込めるというもの。この状態なら、周りが濡れることもなく、5Lまで水分を吸い続けるため、交換する手間が大分少なくて済む。5Lを選らんだ理由は、5kgぐらいの重さに天井が耐えられるだろうということと、5kgでも、そう簡単に溜まらないだろうと。

雨水が酷いと、他からも漏れるため、天井に『アサヒペン 防水塗料』(¥4,625 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)を塗ったこともある。上から雨水が落ちてくるため、天井の屋根側に塗れば良かったのかもしれないが、人が乗れば、下に落ちそうだったため、仕方なく、脚立を使い、部屋側から天井の板に塗った。透明なため、大した色は付かない。

すると、何もしないよりは、大分良かったのだが、やはり、塗ってない面に雨水が落ちるため、最後は、少し反り返っていた。板が比較的薄いこともあり、やはり、片面だけ塗って、雨水は下に落ちては来なかったが、板が膨らむのは完全には抑えられなかったようだ。

一番いいのは、直接、屋根に登り、コンクリートで出来たスレート瓦だから、『雨もり補修液』(¥1,477 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)などを使い、壊れて漏れる部分を補修すれば、問題ないのだろうが、屋根の上にあがれないとなると、肝心なところに手が出せないため難しい。

こういうことがあると、家も建てたら建てっぱなしではなく、定期的なメンテナンスが必要で、風雨から家を守る瓦などの屋根の部分は重要で、ちゃんとしたものにしなければ、後々、家全体にダメージが来るものなんだと改めて感じた。

雨が降るたびに、雨漏りが気になり、夜通し降る日などは、困ったものだと感じていたが。

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工事不要、自分で取り付けられる カメラ付きインターホン 配線不要で、どこでも簡単に設置できる ELPA ワイヤレステレビドアホン WDP-100 [玄関に工事不要で取付 防犯カメラ・テレビドアホン]

カメラ付きインターホンというと、建物が比較的新しい集合住宅とか、新築の建物という印象がまだある。カメラ付きインターホンがあれば、誰が来たかを確認して玄関ドアを開けることになり、訪問販売や新興宗教の勧誘などなら、相手を確認して出なくてもいい。

相手が見えるか見えないかは、非常に重要で、あれば便利なものだが、後から取り付けるとなると、それに掛かる費用もさることながら、面倒なのは、配線などの工事。

業者に頼んで工事すれば、人手の分、費用もかかり、全体的にコストが割高になる。配線は、実際、やった方としては、機械モノに多少詳しければできるものの、途中で必要な部品が見つかり、ホームセンターへ買いに行ったり、1日がかりだったりもする。

そこで、これまで、玄関に取り付けるだけですぐに使える パナソニックの『ドアモニ』、玄関ドアのドアスコープに取り付ける シャープの『リビングドアスコープ HN-D100 (玄関ドアスコープ)』で、部屋にいながら、相手を確認できるというものを見てきたのだが、これと似たような手軽さで、自分で取り付けられるものに、『ELPA ワイヤレステレビドアホン WDP-100』(¥29,000税込 ※Amazon 2024/1/7時点)もある。

この製品、何が凄いかというと、カメラ付きインターホンを好きなところに簡単に取り付けられるというところ。つまり、工事不要、配線も不要で取り付けられるという優れもの。

外に取り付ける 玄関カメラは、電池と既設配線のどちらかで動くようになっており、電池で動かす場合、単3アルカリ電池6本を入れ、通話する長さにもよるのだが、1日3回の使用で半年ほど持つ。そして、既設配線、例えば、ドアチャイムやドアベルを取り外し、それにつながっていた電源ケーブルを利用することもでき、その場合は、電池不要でいつまでも使える。

ドアチャイムは、玄関横にあり、ボタンを押すと、『ピンポーン』と鳴るものだが、これに流れているのが、100Vで、これにつながれている電源ケーブルを外し、玄関カメラの後ろ、電池ボックスの中にある取り付け部分につなげれば、そのまま、問題なく使用できる。

通信自体は、無線で玄関カメラと屋内モニターが行うため、これで、取付は完了。ただ、玄関カメラを取り付ける時には、カメラの角度を調節する必要がある。

ドアチャイムを利用して設置すれば、これだけで、ドアチャイムがすぐにカメラ付きインターフォンに早変わり、誰が来たかをカメラのように撮影し、最大164枚まで保存することができ、カメラの感度は、蛍光灯のスモールランプほどの明るさがあれば、しっかり、相手を映し出すことができる。

もちろん、玄関ドアに取り付けて、使うようにできているのだが、電池でも動くため設置場所を選ばない便利さがある。玄関カメラと屋内モニターは、見通し距離で約100mで通信できるため、何か気になるときにチェックできるような防犯カメラのような使い方もできそうな気がする。

見た目も、定番のカメラ付きインターホンで、誰かが来たときに確認するには十分な機能があり、上から見下ろすカタチで、広く周りを確認するなら カメラを動かせるパナソニックの『ドアモニ』、外からは全く気付かれずに誰かを確認するなら シャープの『リビングドアスコープ HN-D100 (玄関ドアスコープ)』だろうか。

我が家では、母が若い頃、訪問販売によく引っ掛かり、嫌な思いをした経験がある。昔は、現在よりも法的に厳しくなく、モノを買うまで帰らなかったり、居すわるタイプも結構いた。

現在では、そういうことはできないようになっているはずだが、それでも、新興宗教の勧誘、インターネット契約詐欺も多く、我が家では、頼みもしない訪問販売には、居留守か門前払いと決めている。

これも、相手が観えてるからできることなのだが。

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車の先から左右が観え、出会い頭の事故防止! ナンバープレートに取り付け目立たず、左右が見える小型フロントカメラ ALPINE マルチビュー・フロントカメラ HCE-C212FD [自動車関連 当て逃げ、事故に ドライブレコーダー]

先日、転勤族の兄が、久しぶりに帰省し、着いた早々に、これは凄いぞと見せられたのが、ALPINE アルパインの『マルチビュー・フロントカメラ』。

正確には、『マルチビュー・フロントカメラ HCE-C212FD』というのだが、どんなものか簡単に言うと、車の先端、ナンバープレートの下に取り付ける小型カメラ。

何が凄いかというと、この小型カメラ、前方だけではなく、左右もかなりの角度まで見える。しかも、非常に小さく、言われなければ気が付かないほどの大きさ。公式サイトの動画では、左右が見えるモードが、コーナービューなのだが、ちょっと分かりにくいかもしれない。

例えば、駐車場から出て、左右に道路がある場合、車がこちらに来ていないか、歩道があれば、誰かが歩いていないか、自転車が来ないかを確認するため、ゆっくりと前に車を動かし、運転席から周りが見える位置まで出さなければならない。

このとき、怖いのが、車を出す方としては、ゆっくり車を道路に動かし、道路を通行する車があれば、それに気づき、スピードを落とすか、クラクションを鳴らして車の存在を知らせる、それが前提になっている。

ただ、これは、道路に出てくる車を通行する車や自転車、人が気づいていればの話。実際には、猛スピードで走る自転車などもあるため、気づいた時にはぶつかるなど、非常に危ない。

我が家の前の道路は、酷いもの。人がもともと歩いている道が道路になっており、道路はくねくね曲がり、しかも、道幅が狭く、軽自動車でも交差できない。それでも、対面通行で、一方通行ではない。歩いている人も少なくなく、大きな道路に抜ける道でもあるため、用もないトラックやタクシーまで通る。

車を出すときには、誰かが道路に立ち、主に私になるのだが、『オーライ!オーライ!』と先導しなければ、まともに車が出せない。それが、このカメラのお陰でなくなった。

車の先端にあるカメラで、前方と左右が確認できれば、わざわざ誰かが車を降りる手間もなく、出会い頭の事故もないため、あるとないでは大きく違う。

車を駐車するために、後ろがモニターで観れる バックビューカメラは、大半の車に付いているが、意外と危ない前方には、カメラのオプションは、なかなかなかった。

それが、『マルチビュー・フロントカメラ HCE-C212FD』なら、自分で取り付けられる。兄は、結構、車好きで、現在乗っている車も、ほぼフルオプション。とにかく、オプションものが大好き。

兄はこだわるタイプで、学生の頃は、当時、乗っていた車のトランクにバッテリーを増やしてみたり、実際に使ってないと思うのだが、パトカーのような回転灯とサイレンを鳴らすよう改造してみたり、車検のたびに取り外すという、変わり者。現在では、立派な社会人だが、そんな兄で、3時間ほどで取り付けたという。

『マルチビュー・フロントカメラ HCE-C212FD』を取り付ける際、アルパインの対応カーナビなら、これだけで取り付けられるのだが、対応してないメーカーのものだと、『HCE-C200シリーズ用電源BOX KCX-C200B』が必要になり、兄もこれを使っている。

車の先に付けるカメラなのだが、いくつかのメーカーから発売されており、自社のモニターにしか付けられないものもあれば、汎用で広く使えるものもあり、購入する際には、確認する必要がある。

駐車場から車を出す際に、ぶつかりそうで怖い思いをしたり、実際に、当たったことがあるという方には、こういうものがある方が安心できる。

事故に遭うと、私自身も事故の経験を以前に書いたが、お金も時間もかかり、何と言っても、簡単には終わらない心配事が一気に増える。それを防ぐためにも、このくらいの出費で、これだけの機能が使えるなら良さそうだと率直に感じた。

ただ、個人的な印象としては、カメラの小型化も進んでいるため、もう少し取り付けやすいものが出てくるんじゃないだろうかという思いもある。

兄は、3時間ほどで取り付けたと書いたが、適当にやることができない凝り性なタイプで、ちょっとしたところでも気が済むまでやるところがある。見えてる部分が、ちゃんとしてればいいという方なら、もっと簡単に取り付けられるかもしれない。

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大震災で感じた怖さ、備えなければ気が済まない 水・食料に続き、地震津波警報機、電気風呂沸かし器 震災グッズ [大地震に備える あると便利な震災グッズ]

東日本大震災が起きた2011年3月11日、仙台にある祖母の家に遊びに行っていたのだが、いまだに忘れられない。揺れの動きが、縦や横という感じではなく、地面が不規則にスライドして回ってるような、まるで生き物の上にいるような動きだった。

祖母の家も古く、街の繁華街に近く、新しい家が立ち並ぶ中、ここだけ、昭和初期かという家なため、揺れで家が潰れるかと本気で思ったほど。

足の悪い祖母を連れ、雪がちらつく中、揺れがなかなか治まらず、家の前の道路で1時間半ほどだろうか、立ち尽くしていたことを覚えている。家の中に入って、家が崩れたら、ただでは済まないため、なかなか家に入れなかった。

大きく揺れると、立っていられないほどで、電信柱をつなぐ電線が激しくぶらぶらと揺れる。その光景が、アニメ エヴァンゲリオンに登場する使徒、ウルトラマンの怪獣が街に現れた、あの状況と全く同じ。

あちらこちらの家にいた人達が、それぞれ、自分の家の近くで立ち尽くし、大きな揺れが来るたびに、悲鳴のような声が聞こえ、人間の無力さというか、どうすることもできない状況が、率直に怖かった。

しばらくして、家の中に入ると、食器などは飛び出し、かなり割れてはいたのだが、食器だなは、建物の引っ込んだところに押し込んだカタチだったため、そのままの状態。仏壇は、倒れていたが、ガラス戸があるわけでもなく、中のものは全部出ていたが、割れるようなものがあるわけでもなく、何とかなった。

天井を見ると、上からつる下げた照明が激しく揺れたようで、電気のかさの部分が天井に当たり、何かがこすれたような傷がいくつも付いていた。それだけ、激しく揺れたということだろう。

最初の地震が起きた頃は、携帯電話が通じたため、すぐに家族と連絡は取れたが、まもなく、停電。揺れが、一時的に治まった頃、発生から3時間ぐらいは水道から水が出ていたか、これも、しばらくして、すっかり止まる。もちろん、ガスは、揺れた直後から使えない。

東日本大震災が起きる3日前だろうか、結構、大きな地震があり、2リットルのペットボトル5本に水を貯め、震災向けに買っておいた保存水2Lが4本もあり、それを飲み水に、お風呂の残り湯をトイレに。この時の備えが、すぐに役立ち、何とかなった。保存水は、数年間、長期保存できる水。

食料も、震災向けに、水でご飯が戻る赤飯や混ぜご飯、パンの缶詰、魚の缶詰などを用意していたのと、停電で冷蔵庫が冷えないため、腐る前に食べようとなり、食べ物も家の中のものでどうにかなった。

祖母の家も、火事が怖いため、石油ストーブではなく、石油ファンヒーターを使うようにしていたのだが、物置からホコリまみれの石油ストーブを出し、灯油が完全に抜いていなかったようで、使い始めは、物凄く臭かった。それでも、ないよりはマシで、上にやかんを載せれば、お湯も沸き、食べ物を温めるときにも役に立つ。部屋は、それでも寒く、二人でストーブの前にいた。

何が怖いかというと、立て続けに起こる余震。疲れていたのか、祖母は寝ていたものの、東北はこの頃でも寒く、ストーブの前にずっと座っていた。

ラジオから頻繁に聞こえてくる緊急地震速報を聞くたびに動き出し、実際に揺れが大きくなる前には家の外に出なければならず、寝てる場合じゃない。実際、何度も大きく揺れ、その都度、祖母に声を掛け、いよいよのときは抱えて行くかというところ。いつ崩れてもおかしくない家にいるため、何があってもおかしくない。

地震の恐怖が記憶に残り、あれから2年経った今でも、大きなトラックが自宅近くで止まると、その振動が地震によく似ており、心臓の動悸が激しく、立ち上がろうとする。地震だけでも、こんな状況で、これに津波も加わると、どれほど怖い思いをしたか想像もできない。

本来なら、危ない建物だから、避難場所に行くべきだったのだが、祖母は極度の人見知りで気難しい。しかも、食料と水があったため、とりあえず、家の中で過ごすことにしたのだが、大丈夫だったから良かったものの。

同じ仙台でも、インフラの復旧時期に差があり、私がいた祖母の家では、電気は2日目の夜には回復。夜8時頃だったのだが、停電後、ブレーカーを落とさず、そのままだったため、いきなり、玄関の外灯が点き、一気に、家のテレビが映り、茶の間も明るく、普段の状態に一気に近づき、助かったという思いで嬉しかった。

水は、1週間か10日ほどで回復し、何とか、ペットボトルに貯めた水で飲み水は間に合い、給水車に並ぶこともなく。祖母と私だけなため、水を飲む量も大したことがなかったからだが。食料についても、この状況でお腹が空いて、ドンドン食べるほど図太い方ではないため、こちらも、普通に。

冷蔵庫は、冷凍庫にある凍った食材や保冷剤を冷蔵に移していたため、2日くらいでは冷蔵庫内の食材は傷んでおらず、大半は問題なかった。気温が低く、酷い寒さだと思ったが、その寒さで、冷蔵庫も温度が派手に上がらず良かったのだろう。これが、夏だったら、1日でも腐っていたかもしれない。

ただ、都市ガスだけは、ガスの配管の問題もあり、なかなか戻らない。電子レンジが使えれば、とりあえず、温めることはできるため、ご飯もそれほど困ることはないのだが、どうにもならないのが、お風呂。結局、一ヶ月以上は戻らず、電気ポット、大きな鍋で湯を沸かし、体を洗うのがやっと。

予定よりも大分長く、祖母の家にいることになってしまったのだが、こういう時は、男手が必要だろうし、何より、祖母を一人にせずに済んだのは良かったのかもしれない。

このときの体験をもとに、我が家では、いろいろ震災向けに買ったものがあり、水が大事ということで、再び、 長期保存水をケースで買い、震災時に食べた 『マジックライス 非常用保存食 五目ご飯 100g×20個』、新たに、甘い物も食べたかったため 『ミドリ安全 ミドリ安全 サバイバルパン エコパッケージ ドライリンゴ 』(長期保存食、賞味期限5年)。

調べたところ、製造後、賞味期限が3年という 『江崎グリコ 常備用カレー職人中辛 170g×10個』、カレーには、ご飯も必要ということで、水でもお湯でもできる長期保存食 『尾西食品 アルファ米 白飯100g×5食』があり。これに、水さえあれば、カレーが食べれることになる。

個人的には、カレーのレトルトは、よく食べるため、震災向けじゃなくても、まとめ買いしているため、ご飯が水で食べる方が、大きいかもしれない。

大変な時でも、美味しくご飯が食べれれば、大分、気も紛れるため、震災向けに、食料に力を入れるというのは、いい効果も多そうだ。

普段、使わないのだが いざというときの『石油ストーブ』、余震を恐れ、ラジオを聞き続けて寝れなかったため、地震警報機 『UNIDEN 地震津波警報機 EWR200』、そして、電気湯沸かし器 『スーパー風呂バンス1000』など。

地震警報機については、いつ大きな揺れの余震が来るか恐怖心があるのだが、ラジオをつけっぱなしではうるさくて眠れないため、緊急地震速報を受信したら、音声や光で知らせる機器が欲しくて、『UNIDEN 地震津波警報機 EWR200』を買った。

似たような製品としては、『UNIDEN 地震津波警報機 EWR200』の他、見た目が全く同じな 『山善(YAMAZEN) 地震津波警報機 YEW-R100』、『アイリス・オーヤマ 地震速報機 EQAー101』、『Logitec 地震・津波 緊急警報ラジオ LRT-ER100』などがある。

共通するポイントとしては、どれも、FMラジオの緊急地震速報を受信し、警報を発し、ランプが点灯するところ。ただ、機能的には多少の違いがあるものも。

『UNIDEN 地震津波警報機 EWR200』と『山善(YAMAZEN) 地震津波警報機 YEW-R100』は、同じ物。内臓バッテリーで動くため、停電時でも使える。ちなみに、バッテリーが満充電で24時間以上。私が、買ったときには、『山善(YAMAZEN) 地震津波警報機 YEW-R100』はなかったため、震災後ではないだろうか。

山善ブランドで製造されたもので、相手先ブランド OEMということになる。OEMは、製造を委託して、生産分を全て買取り、自社ブランド名で販売するというもの。このケースだと、山善がUNIDENに製造を委託し、大量にまとめて購入するため、価格を低くめに抑えられる利点がある。

『アイリス・オーヤマ 地震速報機 EQAー101』は、違いとしては、外部出力端子があり、これをスピーカーに接続すれば、本体から離れたスピーカーから警報を鳴らすこともできる。ただ、難点としては、内臓バッテリーがないため、震災で停電になると使用できない。つまり、大きな地震後に頻発するような余震向けとしては、頼りない。

昨年から見かけるようになったのが、『Logitec 地震・津波 緊急警報ラジオ LRT-ER100』。他との違いとしては、これは、乾電池でも使うことができ、単2乾電池 4本で130時間(5日間以上)の使用ができる。懐中電灯代わりにライトもある。

南海トラフ地震が来るとは言われているが、東日本大震災後の電気の復旧具合から、24時間以上持てば事足りるかなという印象も。何にしても、私が買ったときには、『Logitec 地震・津波 緊急警報ラジオ LRT-ER100』はなかったため、内臓バッテリーがある方になる。

もう一つが、電気でお風呂を沸かす湯沸かし器。電気でお風呂を沸かすようなオール電化住宅なら必要ないが、ガスで沸かすお風呂だと、震災後の都市ガスの復旧は非常に時間がかかるため、電気で沸かせれば、ガスがいくら遅くても問題はなくなる。

お風呂は、見かけ以上に大量の水があり、これをお風呂が入れるくらい沸かすとなると、結構なパワーが必要になる。そこで、家庭用としては、パワーがある部類になる 900~1000Wとなると、『スーパー風呂バンス1000』、『沸かし太郎』、『NEW湯美人(SBH-902F) 45840』になる。

この中で、最もパワーがあるのが、1000Wの『スーパー風呂バンス1000』(¥32,000 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)。空焚き防止、漏電防止などはあるのだが、何と言っても、熱するパワーが高く、お風呂を沸かす時間が比較的短くて済む。とはいえ、もともとの水温と水量にもよるのだが、使ってみたところ、6時間ぐらいは沸かさないと、熱いお風呂に入れない。

我が家では、これを買ったのだが、ジャラジャラと温泉効果のあるセラミックボールがあり、確かに、入った感じは温泉のように体が温かくなった。

現在の東電の電気料金だと、家族で生活する一般家庭で、電気をそれなりに使う家庭の場合、従量電灯Bの第2段階料金ぐらいだから、1000Whで25.19円、25円ぐらい。そうなると、ちょっと多めに7時間ぐらいとしても、電気代は175円ほど。

私も経験があるのだが、アパートなどで追い炊きができず、お湯を入れてお風呂に入るところがあるが、ゆっくり肩までお湯に浸かるくらいのお湯を常に捨てると、それなりの金額になるため、電気で追い炊きするのも、方法としては良さそうだ。

『沸かし太郎』(¥29,980 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)も、ヒーターは910Wと強力だが、特徴としては、熱帯魚の水槽に入れるヒーターのお風呂版というところ。温泉効果はないが、シンプルな作りで、本体を寝かせて沸かせるため、水深が浅くても温めることができ、子供用ブールでも使える。

ただ、電気でお風呂を沸かす機器は、どれもそうなのだが、お風呂に入りながら使わないようにという注意書きがある。子供用プールに使うなら、子供が入る前に温め、その後は、大きなバケツに水を汲み、そこに『沸かし太郎』を入れて温め、それをプールに加えるカタチで温度調節した方がいいんじゃないだろうか。

『NEW湯美人』(¥49,800 税込 ※Amazon 2024/1/7時点)のヒーターは、900W。温泉効果というのは、『スーパー風呂バンス1000』と同じようなものだが、大きな違いは、こちらの本体は浴槽の中で浮いており、フィルターがあり、浮遊するゴミや髪の毛を集めて、お湯をキレイにする仕組みになっている。

お風呂の使い方、何人ぐらいがお風呂に入るかにもよるが、お湯の汚れが気になるという方には、お湯を常にキレイにというのは魅力的ではある。

震災後、まもなくでも、お風呂が入れればというのは贅沢な話ではあるのだが、無事に生き残っても、ガスの復旧はかなり時間がかかる。やっと入ったお風呂は、今までに感じたことがない感覚で、浴槽から出られないくらいの気持ち良さ。お風呂に入って、衛生的なものだけじゃなく、やっと疲れが取れたという感じだった。

東日本大震災では、避難用に食糧などを入れた袋を持って出るというよりは、財布や通帳などだけ持ち、大きく揺れたら外に出るという感じだった。実際、大きく揺れ出すと、余裕の無さが良く分かる。生きていれば、どうにかなると、頭にあるのはそれだけ。

家も無傷ではなく、あちらこちらは壊れたため、建設会社にみてもらったのだが、こういう古い建物の方が、今の建物に比べ材質が軽く、大きく揺れても、意外と倒壊はしないという。昔のものには、昔のものなりの良さがあるのかもしれない。

あの大きな揺れで、その後も続く状況を体験すると、備えておかなければ気が済まないというのが、正直なところ。安心を買ってるようなところもある。

大きな地震は起こらないに、越したことはないのだが。

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