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見た目がカメラっぽくなく、設定も簡単で画質も綺麗な ネットワークカメラ PLANEX カメラ一発! 100万画素 有線/無線LAN対応ネットワークカメラ CS-W60HD [子育て・介護・ペットに 遠隔 見守り・監視グッズ]

前回の流れもあり、ネットワークカメラで使いやすいものを探していたところ、目に付いたのが、『PLANEX カメラ一発! スピーカー/マイク内蔵 100万画素 有線/無線LAN対応ネットワークカメラ CS-W60HD』。

こちらも、有線LANでも無線LANで使える ネットワークカメラなのだが、かなり面倒なネットワーク設定が、パソコンやスマホにアプリをダウンロードし、それに、IDとパスワードだけで映像が観れる。

手軽さが凄いのだが、これは、スカイプのIP電話などと同じP2Pの技術を使っているため。ネットワークカメラごとに、IDが設定され、固有のパスワードもあり、専用サーバーで認証を行う。

機能面では、映像は100万画素、暗視機能もあり暗い夜間も監視でき、音声通話も可能、さらに、温度センサーもあるなど多機能。本体には、microSDカードの差込口もあり。解像度 640x480、30fpsと1秒間に30フレームで滑らかな動きだが、32GBだと約96時間の録画が可能。

個人的に、印象がいい部分が、このネットワークカメラには、昼用と夜用の2つのレンズがあり、カメラのレンズは1つというイメージが強いため、2つのレンズがあることで、見た目のカメラらしさが下がり、カメラが向いている感覚が大分低くなっている点。

さらに、温度センサーがあれば、介護や育児を見守るためにも、役に立ち。特に、真夏には、室内でも熱中症になるほど気温が高くなることも珍しくないため、温度が分かると、さらに見た目だけではなく、温度面でも安心できる。

ステレオミニジャックの音声出力端子も側面にあり、内蔵スピーカーもあるのだが、ここに外付けのスピーカーを接続することもできる。こちらも屋内向けの製品だけに、室内での利用にはなるのだが、建物内での不審者に対して、スピーカーを別に取り付け、音声で警告できれば、かなりの防犯効果がありそうだ。

この機器には、赤外線の変化で反応する 赤外線人体感知、映像の変化に反応する 動体検知機能があり、変化があるときだけ映像を保存、撮影した画像をメールやプッシュ通知することもできる。プッシュ通知というのは、アプリで映像を観ていなくて、知らせる表示のこと。

赤外線人体感知や動体検知機能の変化で、何回アラームを鳴らすかも設定でき、もちろん、アラームを作動させないという選択肢もある。

設定を細かくできるところにも特徴があり、例えば、2014年1月17日から23日までと期間を区切り、連続録画するか、赤外線人体感知、動体検知、温度変化のいずれかの変化で録画するかを指定でき、同じようにアラームも設定できる。

これができると、留守中の期間だけ作動させるということも、もちろん、可能。赤外線人体感知・動体検知・温度に変化がある場合、変化があった5秒前から録画が開始され、30秒間の録画を行う仕組み。

例えば、介護で使う際にも、最低温度と最高温度を設定すれば、それ以上やそれ以下になると、アラームを鳴らすこともでき、本人への注意を促すこともでき、スマホを通じて、状況を知ることもできる。ここまでできるものは、なかなかない。

しかも、携帯しているスマホからでも、これらの設定、SDカードの再生までできるため、パソコンがなければ設定できないというものでもなく、離れたところからでも、自由に監視できるという意味では、かなり便利で、活用の幅が広そうだ。

最大 36台までのカメラ動画をモニタリングできるのも凄い話で、そこまでやる人はいないと思うが、各部屋にネットワークカメラを設置しても、かなり余裕があるくらいのもの。

さらに、このネットワークカメラも、NASストレージ、有線LANでつなぐ ネットワークハードディスクに対応しており、そちらに、録画したデータを保存することもできる。これを使えば、SDカードとは比べ物にならない長時間録画も可能。

複数のカメラで、同じ日、同時刻に録画したデータの場合、最大16台の録画データを同時再生できたりもするため、各場所に設置して、同時に、再生して確認できる。

再生する際には、横に時間軸が表示されるのだが、その単位も調節できるため、1時間毎にもできれば、24時間毎にもでき、例えば、30日間で、動体検知などで録画した場合でも、まとめて表示し、いつ作動して録画していたかが、簡単に分かるようになっており、使い勝手もいい。

『ネットワークカメラ CS-W60HD』は、以前に発売されていた『ネットワークカメラ CS-W06N』の改良版のようなもの。改善された点は、画素数だけでもない。

違いなのだが、『CS-W06N』は、画素数が30万画素、感知センサーは赤外線センサーのみ。マイクは付いているのだが、内臓スピーカーがなく、音声出力端子があり、音を出すにはスピーカーが必要になる。画角、映る角度なのだが、60.3度。

これに対し、『CS-W60HD』では100万画素と大きく画質が向上し、他社製品を意識してというところだろうか。感知センサーは、赤外線センサーと温度センサー。マイクと内臓スピーカーがあるため、本体だけでも、音声通話が可能。音声出力端子があるため、スピーカーも別に取り付けられる。画角も、やや広く、66度。

『ネットワークカメラ CS-W06N』が発売されたのが、昨年の3月で、当時は、3万円を切る価格で、性能の割りに低価格と話題になった。その後、1年も経たずに、昨年の12月末、100万画素の『ネットワークカメラ CS-W60HD』が登場し、価格が、こちらは、3万円ほど。

1年も経たずに、この性能差なのだが、値段は、『CS-W60HD』が出たことで、『CS-W06N』が値段を大きく下げ、簡易パッケージ版 『【Amazon.co.jp限定】PLANEX Wi-Fi/有線対応ネットワークカメラ カメラ一発! 簡易パッケージ版 FFP-PKW06N (FFP)』はさらに安い。

ただ、状態を確認できればという方には、30万画素でも十分なのだが、よりキレイに観たいという方だと、やはり、100万画素の『ネットワークカメラ CS-W60HD』が魅力的に見える。

遊び感覚で購入するには、ちょっと高いものかもしれないが、スマホが使える場所なら、どれほど離れても、様子を見ることができる手軽さもあるため、子育てや介護で、心配で様子を観たい方、自分の時間を作るためなど、役に立つことを考えると、できないことができるため、この価格ならという気もする。

祖母の話なのだが、真夏に遊びに行ったことがあり、室内が物凄い暑さなのだが、祖母は平気で、クーラーを使おうとすると要らないと言われ。そのときは、昔の人だから、我慢していると思ったのだが、高齢で暑さを感じ難くなることもあるようで。

この場合、熱中症の恐れがあっても、暑く感じていないため、本人に自覚がない。近くに誰かがいればということにもなるのだが、こんなときに、室温も分かれば、対応もできそうで。

そんな祖母は、毎日、牛乳やヨーグルトを食べ、カルシウム不足を補おうとしていたのだが、やはり、年を取ると、吸収する力も弱まるようで、骨粗しょう症で腰の骨を圧迫骨折してしまい、介護施設に入ったのだが。

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