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愛車の異常 カギ開けや衝撃、レッカー移動を瞬時にリモコンへ通知! 自分で簡単に取り付けられる 自動車用防犯システム [自動車関連 当て逃げ、事故に ドライブレコーダー]

以前に、書いたかもしれないが、学生の頃に乗っていた車が車上荒らしに遭ったことがある。中古のトヨタ カムリだったのだが、当時、集合住宅に住んでおり、そこの駐車場でやられた。

確か、土曜日の朝だったか、休みの日に管理人から電話があり、駐車場に来るとすでに警察官が二人。被害にあったのは、私の車だけではなく、それを挟むように両サイドの車がやられ、右隣がピックアップトラック、左がベンツ。

私の車の状況は、助手席側の窓ガラスが割られ、カーステレオが抜き取られ、度が入ったサングラスも盗まれた。ピックアップトラックは、いわゆる若者向けのもので、高いカーステレオとアンプなどを取り付けており、それがそっくり取られ、高いものらしく、ベンツについてはよく分からない。

私のトヨタ カムリは、結構、古いタイプで、カーステレオも付属のもので特にいいものでもない。駐車場で、いい車に挟まれていただけに、運悪くやられたのではないだろうか。

とりあえず、掃除機で車内に飛び散ったガラスを取り除き、その日のうちに、助手席側のガラスを直すことにした。中古車だったこともあり、あちらこちらの中古車ディーラーに電話し、工賃込みで8000円ぐらいだろうか、1万円は取られなかった。

意外と面倒だったのが、カーステレオを抜き取った際に、両サイドで固定する金具も取られたこと。それがなければ、カーステレオを買っても固定できず、この部品を探すのが大変だった。結局、この部品だけは、メーカーからの取り寄せになった。

これで、話が終わりかというと、そんなことは、もちろんなく、セキュリティシステムをつけることに。衝撃があると、車のライトが点滅し、ファー!ファー!と大きな音がなるというアレである。

午前中にショップを訪れ、人が少ないところを見計らい、セキュリティシステムを買い、その日に取り付けしてもらい、全部で3万前後。車上荒らしに遭い、思わぬ出費だったが、起こってしまったことは仕方なく、淡々と進めた記憶がある。

今までの話と共通していることは、被害に遭ってから防犯に取り掛かるという流れ。それは、自分だけは大丈夫だろうと思うところが、必ずあるだけに、そういうものなのかもしれない。

当時は、自動車用防犯システムは、車の前の部分、ボンネットを開けたところに取り付けるものしかなく、どうしても、取り付け工事が必要だったが、近年は、車内に置くだけで、レーダー探知機よりも簡単に取り付けられるものも発売されている。

人気がある製品では、『ユピテル(YUPITERU)アギュラス簡単取付ソーラー充電タイプ カーセキュリティ通報機能付き VE-S37RS』、『ユピテル(YUPITERU) アギュラス簡易型カーセキュリティOBDII通信 VE-S500R』、『カーメイト(CARMATE) 純正キーのリモコンでセキュリティのON/OFFが出来る OBDII通信のカーセキュリティシステム ブラック SQ900』など。

どれも、共通するのは、シガーソケット、OBDII コネクタなどから電源を取り、後は、車内の好きな場所に設置するだけ。設置場所にコダワリがあり、配線をキレイにと考えると多少の手間がかかるものの、自分でできるレベル。どこでもよければ、数分と掛からないのが特徴。

ちなみに、OBDII コネクタというのは、国産車には大体あるのだが、場所がハンドルの下や助手席の足元付近にあり、普通に車を乗ってるだけでは目立たないところにある。OBDII コネクタを使う場合、車種に対応しているか確認する必要もある。

『ユピテル(YUPITERU)アギュラス簡単取付ソーラー充電タイプ カーセキュリティ通報機能付き VE-S37RS』(¥52,380 税込 ※Amazon 2024/1/8時点)は、基本はシガーソケットからの電源なのだが、本体にソラーが付いており、太陽光でも充電するという省エネタイプ。

このセキュリティシステムには、車に加わる衝撃の強弱も判断し、強い衝撃なのか、弱い衝撃なのかをリモコンに送信。この他、ドアが勝手に開いたか、レッカー移動など車体の傾きなども通知する。

ソーラーだけで、機能すれば、配線の手間もなく便利なのだが、メーカーによると、シガーソケットなどで満充電の状態なら、1日あたり3時間の日照時間、週に2回のドア開警報があるという前提で、約1ヶ月は連続稼働できるという。この話では、始めに満充電にすれば、結構、使えそうな印象だが、メーカー側は、シガーソケットで常時接続を薦めている。

この製品のいいところは、本体とリモコンの通信距離が、都市部やビル街で150~300m、住宅街や郊外で300m~600mとかなり長い。離れた駐車場に、車を止めざるを得ない状況でも、愛車の状態が分かり便利。こちらも、エンジンをオフにしたり、ドアを閉めるとセキュリティがオンになる。

この2つは、シガーソケットを利用するタイプだけに、国産車でも輸入車でも、シガーソケットがあれば、どんな車にも、問題なく取り付けられる良さがある。

『ユピテル(YUPITERU) アギュラス簡易型カーセキュリティOBDII通信 VE-S500R』は、シガーソケットではなく、OBDⅡコネクタでつなげるタイプ。基本性能は、上の『アギュラス VE-S37RS』と同じでソーラー充電はないのだが、車の純正キーレスリモコンでも、セキュリティがオンオフできる。

『カーメイト(CARMATE) SQ900』(¥19,800 税込 ※Amazon 2024/1/8時点)も、OBDⅡコネクタに接続し、純正キーレスリモコンに対応し、オンオフできるタイプ。微衝撃、高衝撃、傾斜、ドア開放センサーがあり、異常があるれば、サイレンが鳴り、LEDも光り、車種によってはハザードも点灯する。

特徴としては、専用リモコンがなく、車の異常をリモコンに知らせる機能はない。私が、車上荒らしに遭い、取り付けたセキュリティシステムは、内容としてはこれと全く同じで、それが、この価格で、しかも、自分で取り付けあれるというのは凄い。

ユピテル(YUPITERU) の『アギュラス VE-S37RS』と『アギュラス VE-S500R』は、サイレンを鳴らさず、リモコンへの通知だけという使い方も、もちろん、できる。

駐車場が遠いなら、車に何をされているかが気になるところがあり、そう考えると、ユピテル(YUPITERU) の『アギュラス VE-S37RS』と『アギュラス VE-S500R』は、通信距離が長いというのはポイントが高い。一方、単純に警報だけ鳴ればいいとなると、『カーメイト(CARMATE) SQ900』の方が低価格で都合がいい。

犯罪を未然に防ぐためにも、この車にはセキュリティシステムがあるということを見せる必要があり、車内を覗き込んだときに見える場所に取り付けるのが一般的。

ランプだけのダミーもあるが、いい車だと試しに揺らしてセンサーを確認することもあるため、ダミーの防犯カメラのようにはいかないところもある。

振動によるアラームさえあればとなれば、『LingLang リモートコントロール 振動アラーム』(¥2,100 税込 ※Amazon 2024/1/8時点)もある。これは、振動を感知し、アラームが鳴るというもので、場所を選ばず使える便利さがある。

リモコンが付属しており、施錠ボタンを押せば、振動によりアラームが鳴り、解除ボタンを押せば、振動で鳴らなくなる。電池で動き、どこにでも付けて使えるため、車だけではなく、自転車やバイク、窓ガラスに取り付ければ、家の防犯にも役立つ。

家の玄関のそばなど、道路に面したところに自転車やバイクを置く場合、盗難などの心配があるものだが、ちょっとした振動で大きな音が鳴れば、防犯には大きな効果がある。

このリモコンには、施錠と解除ボタンの他、ベルを6種類から選ぶベル調節ボタン、駐車場で自分の車を探す際に、音で知らせるためのドアベルボタンもある。

車のドアロック解除をリモコンで行うような感覚で、自転車やバイクに乗ることになるのだが。ワイヤーなどの鍵を付けても、盗まれる時は、それを切って盗むため、大きな音が鳴れば驚いて逃げるに違いない。

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