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放火による火災を防ぐ!わずかな炎も瞬時に検知する放火監視センサー 配線不要で設置は簡単だが...  [放火の火災を防ぐセンサー]

空き巣に次いで、気になるのが放火の被害。放火というのも、原因としては、嫌がらせもあれば、燃えるものがそこにあったからなど、思いもよらないことで巻き込まれかねない怖さがある。

簡単な放火を避ける方法としては、家の周りに燃えやすいものを置かないというのがよく言われることなのだが、我が家の場合、道路側が家の裏手にあたり、しかも、ゴミ捨て場も近く、燃えるゴミの日などは、前日の夜からゴミを捨てる人も少なくない。同じような不安を感じる人は、意外にいるのかもしれない。

東京消防による平成18年の統計によると、放火の53%が建物敷地内・公園・道路・屋外駐車場などの屋外、43%が建物、そして、4%が車両。火災に占める放火の割合では、建物火災と車両火災は1/4ほどが、屋外の火災では6割が放火によるものという。

建物による火災だと、住んでいる人の火の不始末などもあり、やはり、屋外での放火による火災が圧倒的に多い。

平成16年~18年の3年間の統計では、放火の発生件数は、11月~3月が比較的多いのだが、梅雨の時期でさえ放火はあり、あまり月別の変化はない。

さらに、昼か夜かとなると、放火は犯罪だけに、昼間は少ないだろうという印象があるのだが、午後の3時頃から発生件数が上昇し、夜中の0時~1時が最も高く、午前5時台から極端に下がる。人目を避けるということで、夜間に多く、そうだろうなという話。

放火を検知するセンサーはないものかと、最初に言い出したのは私の兄。言われてみれば、屋内の火災報知器などは設置が義務付けられていることもあり、よく見かけるが、屋外を監視するものはあまり聞いたことがない。

調べてみると、屋内なら、ちょっとしたライターの炎程度でも、すぐに検知し警報を鳴らすというものがあるにはあるのだが、どちらかというと、割高でお店などで使うことが想定されている。

中でも、比較的安いのが、『ヤマトプロテック 放火監視センサー(紫外線式) YFA-100』、『竹中エンジニアリング 炎センサーFS-1000』など。これらは、屋内やガレージの中では使えるものの屋外では使えない。その理由として考えられるのが、火を検出する際に使用する紫外線センサー。

紫外線というと、女性がUVパウダーを塗ることからも分かるように、太陽からサンサンと降り注いでおり、紫外線センサーはそのままでは、この影響を受けてしまう。この他、ハロゲン灯や水銀灯などの照明にも、紫外線が出ており、反応する。

この屋外の紫外線の影響を受けることなく、火災を検知するのが、『屋外用炎センサ送信機 電池付 TX-107EX』(¥58,277 税込 ※Amazon 2024/1/8時点)『小電力型ワイヤレスシステム 屋外用炎センサ送信機 TX-124L』(¥44,220 税込 ※Amazon 2024/1/8時点)など。これらと専用の受信機を組み合わせることになり、結構な価格になり、どちらかというと業務用。

これらの屋内・屋外放火監視センサーは、電池またはACアダプターで動くのだが、電池でも、約5年は電池寿命があり、どこに設置しても、配線の手間などはない。

こうしてみると、屋内で放火監視センサーを取り付ける状況が、あまり一般住宅では考えられず、それなら、1000円台からある火災報知器を設置した方が、低価格で導入しやすい。屋内向けで、ライターが点いただけでも反応するような高性能なものは、やはり、お店向け。

屋外の放火監視センサーとなると、監視する範囲が広めで、しかも、ちょっとした大きさの炎も感知するため、放火の場合でも、炎が大きくなる前に警報がなることにはなる。

それでも、この価格だと、個人ではちょっと手が出ないという印象がある。

屋内向け放火監視センサー

 
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